ホテル&リゾーツ伊勢志摩の休館についての案内がインスタに上がっているのを見つけました。 各地の緊急事態宣言、三重県内でのコロナ感染の拡大に伴い、令和3年5月中は宿泊だけでなくレストランも含め、営業が変則的です。 お出かけの際は、事前に確認の上、予約されることをお勧めいたします。
このホテルは志摩スペイン村から徒歩圏にある便利なホテルです。 (上記インスタ写真の奥がホテル&リゾーツ伊勢志摩です。 写真には写っていませんが、的矢湾大橋の手前にスペイン村があります。) また、このホテルへは近鉄志摩磯部駅から送迎バスも出ています。
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志摩磯部の観光
6月24日 伊雑宮の御田植祭
(c)KT_infinity - 画像素材 PIXTA -
(平成最後の年のおみたにて)
大阪府の住吉大社、千葉県の香取神宮とともに、日本三大御田植祭の一つとして有名なのは三重県志摩市磯部町の伊雑宮(いざわのみや)の御田植祭。 梅雨のさなかの毎年6月24日に行われます。 本来、この地域の田植えは早く、昔は小学校の春休みのシーズンだったと思います。 今は少し遅くなり4月が田植えのシーズンですが、御田植祭(おみた)は6月24日に執り行われます。
御田植祭は、その年の豊作、凶作を占い、豊作を祈るのが始まりだったとされます。 祭では詩を歌い太鼓を打ち鳴らします。 今でこそ、志摩市の祭りとされていますが、元々は磯部村(現在の磯部町)の祭りで、迫間、恵利原、その他、戦前より続く地域の古い主要な字(あざ)が持ち回りで、今も毎年主催をしています。 御田植祭の起源は、平安時代の末ごろと言われており、明治4年(1871)の神宮改革で一時中断されたものの、明治15年磯部村の人々の手で虫除祈念という名目で再興されたようです。 その後、県の無形民俗文化財にも指定され、現在に至っています。
祭は、午前11時、えぶり指(さ)し、田道人(たちど)、早乙女、ささら摺、太鼓打、楽人などを筆頭に始まります。 平安朝の古式ゆかしい衣装をまとった奉仕者が、御前でお祓い、拝礼ののち、代表が早苗を捧げて御田に向かい、田道人、早乙女らが、苗取りを行います。 その後、地元の青年が「竹取行事」を行います。 竹取行事はケガをし血を流す人も多い、大変激しい海の男の行事です。 その後、のどかな田楽に合わせて田植が始まり、「おどり込み行事」が繰り広げられ、地域を練り歩きます。 梅雨の暑い中、例年、人も多く周囲に出店もにぎやかですが、お祭り自身は夕方5時で終わります。 なお、昔は海ほうずきなど、海辺独特のものが屋台に並んだようですが、今は普通のお祭りの屋台のようです。
コロナ禍の為、一般人が参加する大きなお祭りを避け、令和2年は神事のみだったようです。 令和3年についても、残念ながら、行事の大幅な縮小が予想されます。
伊雑宮関連の過去記事はコチラ ↓
一般的に志摩市磯部の観光というと志摩スペイン村。 伊雑宮のお田植え祭と併せ、訪問する価値のある大型テーマパークです。
志摩スペイン村
三重県志摩市唯一のテーマパークが志摩スペイン村 パルケエスパーニャ。 志摩スペイン村にはひまわりの湯という温泉もあり、テーマパークや隣接ホテルの利用者以外の利用も可能です。 盆正月や週末の花火も周辺から見ることができます。 志摩スペイン村についての過去記事はコチラ ↓
令和3年は緊急事態宣言etcにより、色々と制約がありますが、志摩市に宿泊される際のご参考まで、志摩市磯部町の宿泊施設をピックアップします。
志摩市磯部町の宿泊施設
かつて鰻料理が有名で、川八(かわはち)という鰻料理のおいしい旅館がありましたが閉館し、今はありません。 バブルの頃にはバイパス沿いに大きなホテルも建設されましたが、川八は本店ともども現在は更地になっています。 その川八(かわはち)に鰻を提供していた養鰻池が現在は伊勢志摩エバーグレイズというカヌーが楽しめるグランピング施設になっています。
伊勢志摩エバーグレイズ
最寄りは各駅停車で志摩磯部駅の次の駅「穴川(あながわ)」です。 この施設にはカヌーがあり、コテージやキャンプ場の前の水辺(昔の養鰻池)でカヌーを楽しむことができます。 冬は新鮮な牡蠣を食べることもでき、夏にはプールで水遊びも楽しめます。 志摩スペイン村からも近く、水辺の為、スペイン村の花火の夜には、水に映る花火を見る事が出来ます。 詳しくはコチラ ↓
OYOステーションホテル磯部
近鉄の志摩磯部駅から一番近いホテルです。
2020年1月に志摩磯部駅に接しているリゾートイン磯部が閉館し、ステーションホテル磯部が唯一の駅前ホテルとなりました。 (ステーションホテル磯部は志摩磯部駅から徒歩3分の線路沿いの分かりやすい場所にある便利なホテルです。)
近年、インドのOYOホテル系列となり、OYOステーションホテル磯部として営業中です。 (インドのOYOホテル系列というと以前は中国に多かったのですが、近年、日本の郊外の街で見かけるようになりました。)
ペンション伊勢志摩プチシャンブル
バラの花が美しい静かなペンションです。 駅から遠い上、上り坂ですので、健脚の人以外は車に頼った方が良いロケーションです。 詳しくはコチラ ↓
ホテル志摩スペイン村
本格的なスペイン料理が味わえる志摩市磯部町のリゾートホテルです。 パルケエスパーニャに隣接している為、朝も夜もスペイン村を心行くまで楽しめます。 人気の高級ホテルです。
ホテル&リゾーツ伊勢志摩
ホテル志摩スペイン村を除き、志摩スペイン村に一番近い場所にあるのがホテル&リゾーツ伊勢志摩です。 ちょっと距離はありますが、ハイキング気分で当時3歳の息子を連れて、このホテルから志摩スペイン村まで歩いたことがあります。 なお、当時、このホテルはダイワロイヤルホテルと呼ばれていました。
磯部町を離れ、志摩磯部の次の特急停車駅である鵜方(うがた)及び終点の賢島(かしこじま)に行けば高級ホテルから地元の民宿まで色々な宿泊施設があります。 その中で、お手軽で良心的と思えた穴場的なホテルが美食の隠れ家 プロヴァンス。 各駅停車で鵜方の次の駅、賢島の一つ手前の神明(しんめい)にあるホテルです。 地元の素材を美味しくアレンジした洋風料理が印象的です。
志摩市神明の駅前ホテル
美食の隠れ家 プロヴァンス
近鉄志摩線の無人駅神明(しんめい)から徒歩1分です。 詳しくはコチラ ↓
志摩磯部駅
50年以上前の事ですが、この駅の名前は迫間で、一つ手前(名古屋・大阪側)の駅が磯部駅という名前だったそうです。 当時の磯部駅は現在は上之郷という無人駅です。 伊雑宮の最寄は昔の磯部駅、つまり上之郷駅です。 迫間は志摩市磯部町の中で広いエリアを占める字(あざ)で、戦前からの中心地です。 駅やバスターミナル、消防署、役場など地域自治体の主な施設があります。 その為、街の玄関として迫間駅を志摩磯部駅とし、特急を停車させるようになったのでしょう。 また、スペイン村のオープンに伴い、志摩市の玄関口として駅は拡張されました。 (その後、スペイン村のゲートウェイが鵜方駅に移り、残念ながら、拡張した駅舎は今はあまり活用されずに閑散としています。) 因みに志摩磯部駅の周辺は迫間穂落前(はさまほおとしまえ)と呼ばれています。 穂落前という字(あざ)名は穂落伝説に由来する古代のロマンを感じる由緒ある字名です。 穂落伝説については、こちらをどうぞ... ↓
因みに平成が終わり、令和初めの志摩磯部駅はこんな雰囲気です ↓
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(改札内、バルコニーを通し、線路を見下ろす。)
以上、個人的かつ独断的な観光案内と素人写真にお付き合い頂き、ありがとうございました。
御田植祭が行われる6月24日は梅雨の真っ盛り。 梅雨については、別ブログに少しだけ記事を書いております。
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